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公益財団法人岡山県健康づくり財団


コロナに負けない!「腸」能力を鍛えて、免疫力を高めよう!

腸は脳に次ぐ多くの神経細胞が存在し、感情にも深くかかわっているため「第二の脳」と呼ばれています。さらに、体内の免疫細胞の60%以上が腸管(小腸と大腸を合わせた部分)に存在しているので、腸内環境の悪化は免疫力の低下につながり、風邪や病気にかかりやすくなります。

免疫力を高めるためにも腸内環境を整えることが大切です。大腸には小腸ほど免疫細胞はありませんが、たくさんの腸内細菌がすんでいます。腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種に分けられ「2:1:7」の割合を維持できると腸の免疫細胞が活性化します。腸内細菌を増やす方法は、乳酸菌や納豆菌などの「プロバイオティクス食品」をとること、そのエサとなる「食物繊維」をとることです。さらに、下記の「免疫力を高める効果のある栄養素」を意識しながら、バランスの取れた食事を心掛けましょう。

また、腸の働きをコントロールしているのは自律神経です。自律神経の働きを整えるには、規則正しい生活や十分な睡眠、適度な運動が重要です。歩くことは腸の働きを良くするので積極的にウォーキングなどを取り入れましょう。

 

 

『免疫力を高める効果のある栄養素』

参考文献:株式会社世界文化社「別冊家庭画報元気をつくるおかず作戦」竹内冨貴子監修,1999年4月1日発行

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