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公益財団法人岡山県健康づくり財団


海の保全と安全について ~釣り人目線で思うこと~

モーニング娘のかつての名曲「パッピーサマーウェディング」でも歌詞にあった

「釣り好きの人に悪い人はいない! とぉーさん、かぁーさん ハイハイ♪」

そう。 類にもれず僕も釣り好きのいい人。そんな僕が最近思う、「海にまつわるいろいろ・・」

 

2020年時点で427種類の魚でプラスチックの摂食が確認されているとのことで、人体への悪影響も懸念されます。(怖っ!)

漁港に釣りに行った時も漂着しているゴミを見るたびに心が痛みます。

ただし、県、市町村、経済団体で組織される「岡山県海ごみ対策協議会」において、「おかやまゴミ退治大作戦」と題して、各地域で色々なイベントが開催され、対策への取り組み行われているようです。

 

海の事故 多数の死亡者が出てしまい全国的に有名になった知床観光船沈没事故、岡山県においても今年も玉野市と香川県の直島町にまたがる島、石島沖で漁船とプレジャーボートの衝突事故が発生してしまいました。沖で釣りをしていると、作業に夢中で前を見ず進んでくる漁師さんの船も見かけたこともありますが、「あっちは仕事・こっちは遊び」なので、プレジャーボートのこちらが安全確認をしっかり行い、回避行動をしないといけないな、と思っています。海上での事故は死に直結してしまうため、出航前点検、ルールの遵守、見張りの徹底、ライフジャケット着用などの事故防止・安全対策が本当に大事!

SOLAS条約 1912年に発生した、かの有名な海難事故「タイタニック号沈没事故」が契機となった海上における人命の安全のための国際条約。岡山県においても水島港・宇野港・東備港の一部に国際間の約束である条約に基づき、立入の制限エリアがあるそうです。

 

釣れた!でも持って帰ってはダメな魚、とってはいけない時期が定められている場合もあります。

近海でも簡単に釣れてくれる身近な魚のマダイやカサゴも持って帰ってはいけない大きさが決められています。そんなかわいいお魚さんは釣れてもやさしくリリース♪ 大きくなって帰っておいで♪

(詳細は海上保安庁発行の「海の手帳2025」に記載があります)

 

幼稚園の年長さんの頃から父親に連れられて始めた釣り。50年以上経過した今でも、休日の気持ち良い天気の日に釣りに行くと、心も体もリフレッシュさせてもらえます! 太平洋、日本海、各エリアに遠征釣りも行きますが、やっぱり瀬戸内海の魚は美味い!

疑似餌(ルアー)を使用した釣り、生きたエサを使って大物を狙う泳がせ釣り、釣り針に付けたエサを沈めて潮流になじませたり、動きを追加して誘う磯フカセ釣りやカワハギ釣り、岸壁でレジャーチェアーに座り、のんびりとした時間を楽しむ釣り。いろんな釣りがあるけど、すべてがそれぞれ楽しい!!

身近な恵の海、美しい瀬戸内海を次の世代に繋げられるよう、ルールやマナーを遵守し、守っていかんといけんなあ。と思ってます。

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